会派視察で21日から4日間マニラを訪問しました。

会派視察で21日から4日間マニラを訪問しました。

初日はマニラ到着後すぐに、治安が悪いことで有名なエルミタ地区の治安改善に取り組む経営者団体と意見交換を行いました。

警察や児童養護施設はもとより当該地区の改善に関わる機関を次々と巻き込む一方、それぞれの役割を最大限発揮してもらうため資金面の提供に徹するという明確な役割分担で、治安改善を実現している好事例でした。

もっとも、ドゥテルテ大統領の就任後、目に見えて治安が改善しているようで、行政の本気度なくして大幅な改善は難しい取組でもありました。

2日目はロペス財閥のロペス会長(元駐日大使)とお会いし横浜への投資を呼びかけたうえ、海外向けに人材育成・派遣を行っている企業を2か所視察したほか、マニラ市議会を訪問しました。

そこでは同行した大学関係者から留学による交流拡大など今後につながる話もできました。

3日目はエルミタ地区の児童養護施設や、スラムストリート、フィリピン版こども食堂、同団体が経営するコーヒー農園の農産品を提供するカフェなどを訪問しました。

児童虐待や性虐待の被害を受けたこども達の自立支援の取組を伺いました。 4日目は早朝から飛行場に向かい、夕方横浜に着きました。

とても親日的で、ホセ・リサールなど日本との縁の深さも感じるフィリピンでした。

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