本日の孤立を防ぐ地域づくり特別委員会では、東洋英和女学院大学院の石渡教授をお招きし、「障害者の孤立」をテーマにお話を伺いました。
質疑応答の中で私から以下の通り発言しました。
・山ゆり園の容疑者のような障害者不要論が否定されるべきであるのはもちろん。
・一方、糸賀一雄先生が言われるような、障害者を太陽のようにという神聖視した見方も逆差別ではないか。
・障害者がごく普通に社会の一員として生活するには、障害者福祉に関心の高い方だけでなく関心の薄い方にいかに多様性を理解していただくかが必要だ。
障害者差別の解消は私が昨年の市長向け一般質問でも取り上げたテーマであり、教授のご意見を伺うと、 差別解消には教育が不可欠だとのご回答でした。
現在の教育内容では差別解消が進んでいないと考える私は大きく共感し、教育委員会への提言を追加で質問しました。
それに対しては、差別解消には座学ではなく体験が必要だとのご回答でした。
今日は教育委員会からもオブザーバー参加がありましたので、 有識者から教育面での課題が引き出せたことは意義深い特別委員会だったと思います。