先日、カナエール夢スピーチコンテストへ行ってきました。
児童養護施設出身者の進学を応援する奨学金プログラム、カナエール。
このコンテストでは夢に向かう奨学生が自らの夢を語ります。
鶴見公会堂(定員572名)がほぼ満席になっていました。
今回は6名の弁士が登壇しましたが、全員がとても力強く未来への希望を大きな声で宣言していました。
そして、6名ともに共通して児童養護施設の先生(職員)に対して、真剣に向き合ってくれた深い感謝の気持ちを伝えていました。
「施設出身者だから不幸だと決めつけないでほしい!」
最終弁士が訴えたこの演説は、職員の方々が親しみを込めてこども達に寄り添っていることをよく表していました。
数値目標を掲げて施設より里親優先とする現在の政府の方針にはあらためて違和感を感じてしまいます。
もっとも、施設がベストの子、里親がベストの子、それぞれいますので、 数値目標ありきではなく、里親制度の中身の充実も議会で議論していきたいと思います。